1ヶ月で5キロ痩せると病気?

毎日かかさず体重計に乗っている方はいらっしゃいますか?

久しぶりに体重計に乗って体重が落ちていると、とっても嬉しいですし、何だか得をした気分にもなりますが、一か月で5キロ以上痩せてしまうのは、もしかして病気の可能性もあるかもしれません。

心当たりのある方は、安心するためにも是非参考にしてみてくださいね。

糖尿病

引用:http://shiawase-pan.net/%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%AD-%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%83%BC/

イメージとしては、何となくふくよかな方が多いイメージの糖尿病ですが、実は日本は痩せている方の糖尿病が非常に多いとされています。

会社などの健康診断で、一度は糖尿病予備軍と診断された事がある方も多いのではないでしょうか?

引用:https://love-no-maho.com/doctor-tamanokosi-0616

運動や食事制限などのダイエットをしていなくても、一か月に5キロ以上痩せてしまうのは、もしかして、糖尿予備軍から、糖尿病へ悪化してしまってのが理由かもしれませんよ。

糖尿病は糖がエネルギーにならず、尿として体の外へ排出されてしまい、糖の代わりに脂質やたんぱく質をエネルギーとして消費してしまうため、糖尿病が進行していくと、どんどんと痩せいってしまうとされています。

一般的にみて痩せている方が多い日本ですが、実は体質的に血糖値を下げるインスリンの分泌量が少なく、筋肉や内臓などに脂肪を貯めやすいため、ただでさえ分泌量が少ない貴重なインスリンの効きが悪くなってしまうため、糖尿病になる方が多いとされています。

引用:https://medicalnote.jp/contents/160803-002-VE

糖尿病の症状として喉の異常な渇きや頻尿、多尿、食後の空腹感、食後数時間後の倦怠感や眠気などがありますので、1か月に5キロ以上痩せてしまった上にこれらの症状がある場合は、注意が必要です。

また、家族や近しい親戚に糖尿病の方が居る方や、運動する習慣のない方、甘いものが好きな方などは、一度生活習慣の見直しをおすすめします。

例えば、一日3食はしっかりと食べて間食を控える、コーヒーなどはお砂糖を入れずにブラックで飲む、洋食より、和食を食べるようにする、食物繊維を多くとるようにするなど、これらを心掛けて生活するだけで、一日の糖分の摂取量はかなり減らす事ができます。

最初は辛いかもしれませんが、糖尿病は成人の11人に1人がなってしまう病気ですので、決して他人ごとではありません。

食事や運動で糖尿病を予防できるなら気を付けたいものですよね。

また、女性より男性の方が糖尿病になりやすとされていますので、ご主人が急に痩せてきた、お手洗いによく行くようになった等の症状がみられたら、注意が必要です。

バセドウ病

引用:http://hb-l.net/throat-discomfort/

歌手やスポーツ選手などがなってしまったと一時期話題になったバセドウ病ですが、沢山食べているのに、一か月に5キロ以上痩せてしまったという方は、もしかしてこのバセドウ病かもしれません。

バセドウ病は大幅な体重減少の他、汗を多量にかく、疲れやすい、息切れ、軟便、手の震えや皮膚のかゆみ、イライラなど症状が多岐にわたる為、最近疲れやすくてお腹の調子が悪いな…、ストレスのせいでイライラしやすいな…などと感じている方は注意が必要です。

バセドウ病は甲状腺の働きが活発になってしまい甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで、体重減少、下痢や軟便、手の震えなどの症状を引きおこす病気なのですが、特に20代から30代などの若い女性に多いとされている病気です。

20代から30代と言えば、体重が10代のように落にくくなる年代なので、食欲もあって沢山食べているけど、最近痩せてきたなという方は、気を付けてくださいね。

引用:https://medicalnote.jp/contents/160126-017-GW

病気だったらどうしよう…検査大変なのかな…と心配になってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、検査方法は血液検査で甲状腺ホルモンの量や甲状腺を刺激する抗体の有無の測定、超音波検査で喉元にある甲状腺の大きさや、しこりの有無などを調べます。

このバセドウ病は実は日本人の20人に1人がなる病気とされており、また発症が20代から30代と若い事から、決して珍しい病気ではありません。

また男性より女性の方が4倍程度、バセドウ病にかかりやすいと言われていますので、女性の方は特に注意が必要です。

バセドウ病は環境の変化によるストレスが発症の引き金になることもあり、進学や就職したての方に多いとされ、また喫煙者にも多い病気となっています。

遺伝的な要因もある為、家族にバセドウ病の方がいらっしゃる方は、喫煙は控え、ストレスをためないようにしてくださいね。

うつ病

引用:http://toyokeizai.net/articles/-/98209

うつ病と言えば、ストレスの多い現代社会の代表的な病気ですが、1か月に5キロ以上痩せてしまうのは、うつ病からくる、摂食障害が原因かもしれません。

うつ病を患うと、摂食障害になってしまい痩せる方と太る方に分かれますが、危険なのは急激に痩せてしまう方です。

基本的にはうつ病の症状が重ければ重い程、摂食障害も重くなってしまう傾向がある為、最近お腹も空かないし、食べる事や食べる物に興味が持てないという方は特に注意が必要です。

うつ病の場合、摂食障害を治そうと思って、無理やり食べるのは、かなりのストレスになってしまいます。

また、長期間食べていない状態から、多くの量を一気に食べようとすると、内臓にも負担をかけてしまうため、おすすめできません。

引用:https://www.e-sunaturals.com/pages/column03/

うつ病からくる摂食障害を治すためには、うつ病を良くすることで、摂食障害も快方に向かうとされていますので、まずは無理せず、うつ病を良くすることを心掛けましょう。

うつ病は心の風邪と言われているほど、私たちに身近な病気です。

最初は、病院に行きにくいかもしれませんが、最近はかなり入りやすい病院も増えてきました。

ストレスを抱えていて、最近体調が良くないな…という方も一度病院に行ってみると安心できるかもしれませんね。
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がん

引用:https://www.ishamachi.com/?p=12891

もっとも怖い病気とされているの「がん」ですが、実は大幅な体重減少はがんの症状の1つでもあるんです。

何もしてないけど、痩せてラッキーと思っていたら、思わぬ大病が隠れているかもしれません。

がんには食道がんや肺がん、胃がんや大腸がん等、数多くの種類があるのですが、共通している初期症状としては、しこりや出血、貧血、めまい、そして体重減少等です。

肌に近い部分にがんが出来れば、しこりとなり、触っただけでしこりを感じる事ができます。

出血は、血痰や、血尿、血便など出血した影響で、排せつ物の色が変化します。

引用:https://www.kinen.top/why-want-to-smoke-when-drink/

がんになってしまう原因としては、生活習慣の乱れや、喫煙、飲酒、運動不足なので、しっかりと規則正しい生活を送る事が予防法と言えます。

現代では2人に1人はがんになってしまうとされてしますので、もしかして職場や友人などでがんを患っている方がいらっしゃるかもしれません。

女性ならではの子宮がんや乳がんは40代、50代の女性が多いとされていますので、恥ずかしがらずに定期的に検査にいくと安心ですね。

家族や近しい親戚にがんの方が居て、心配…という方もいらっしゃると思いますが、実はがんが遺伝と考えられるのは、全体の1パーセント程度なようなので、遺伝はあまり心配いりません。

それよりもしっかりとした食生活やストレスを貯めない生活をした方が効果がありそうです。

引用:http://nurse-chiebukuro.com/ope-kango-1

仮にがんが見つかってしまったとしても、初期であればあるほど手術や放射線治療等で完治することもありますので、初期症状を見逃さないように、またがん検診には必ず行くようにしましょう。

また気が付いたら体重がこんなにも減っていた…なんてことにならないように、1日に1回は体重計に乗る癖をつけるのも良いですね。