1ヶ月で5キロ痩せる方法!子供でもできる?

1ヶ月で5キロ痩せるというのはなかなかハードルの高い目標です。

大人に比べて代謝が良くエネルギーを燃焼しやすい子どもの方が痩せやすいと言えますが、子どものダイエットは成長期への影響を考えて行わなければなりません。

子どもの肥満

引用:http://kosotatu.jp/parenting/

共働き家庭が増えたことで、子どもの食生活にも変化してきました。

インスタント食品やレトルト食品などが広く家庭で食されるようになり、子どもの頃から高カロリーな食事を摂ることが多くなった現代では子どもの肥満が問題となっています。

また、毎日規則正しい時間に食事を摂ることも共働き家庭では難しくそれも子どもの肥満問題につながっています。

お医者さんや専門家から子どもの肥満について指摘された親御さんは何とかして痩せさせたいと考えますが、子どもなだけに食事を抜いたり過酷な運動をしたりは良くないと思い悩んでいる方も少なくないでしょう。

また、心の発達も早くなっていて、女子の美への関心も子ども低年齢で示すことが多くなっているため、太っていることがコンプレックスな女の子が無理に痩せようと考え、逆に不健康に陥ることも問題です。

成長期の大切な時期ですから、むやみやたらに痩せればいいというものではありません。

正しい知識を持って健康的に痩せることが大切です。

子どものダイエット

引用:http://www.nichireifoods.co.jp/media/sodatsu/1231/

大人が1ヶ月に5キロ痩せるためには、食事制限や運動を合わせて行うことが必要で、日々の生活の中ではなかなか難しくハードルの高い目標です。

また長い年月をかけてついた脂肪は落とすのにもそれだけ時間がかかるので、簡単にはいかないことが多いです。

しかし、子どもの場合、代謝が良く大人よりもエネルギーを燃焼しやすいため、生活習慣を見直すだけでかなり違ってきます。

引用:http://www.miyake-naika.or.jp/03_katei/syouni_seikatusyukan.html

大人は仕事などもあるおかげで生活習慣を正すことも難しい場合がありますが、子どもの場合は、親が気をつけてあげることで、規則正しい生活を送ることができます。

では、肥満に悩む子どもが1ヶ月で5キロ痩せるためにどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。

①三食きっちり食べる

引用:http://media.welby.jp/methodoftreatment/apps/6933/

最近では、小学生でも朝食を食べずに登校する子どもが急増していることが問題となっています。

朝食を抜くことで、日中の集中力や活動能力は大幅に落ちると言われています。

特に成長期の子どもにとっては、午前中授業で頭を回転させるだけでもかなりのエネルギーを使います。

朝食を食べないことでそういった体の機能にも差が生まれ、代謝が悪くなり太りやすい体質になります。

給食までに空腹に耐えることで体はより多くの栄養を吸収しようと溜めこめやすくなってしまうのです。

朝は忙しくてバタバタしてしまうかもしれませんが、子どもには朝食を摂る習慣をつけましょう。

また、理想としてはパン食よりも白米がおすすめです。

大人のダイエットならば朝食はスムージーやヨーグルトなどの置き換えも効果はありますが、子どもは学校でしっかり頭を回転させるために糖分を必要とします。

白米はエネルギーとして消費されやすいのでパンよりも白米の朝食がおすすめです。

②夜型の生活を正す

引用:http://jr-soccer.jp/2013/10/09/post15788/

肥満児の多くに共通するのが夜型の生活をしていることです。

両親の仕事や生活習慣などの影響で子どもが夜型の生活を送っていると、肥満に直結することが多いと言われています。

夜10時から2時に成長ホルモンというホルモンが分泌されるのですが、このホルモンは、筋肉や骨を作ったり、修復したり、成長期には体の成長を助ける大変重要なホルモンです。

このホルモンは10時から2時に熟睡している場合に分泌されるため、夜型の生活をしている場合はこのホルモンの効果が発揮されません。

成長ホルモンが十分に分泌されないと、体脂肪が増え筋肉が低下してしまいます。

特に成長期の子どもにとっては、筋肉や骨を作ることは大変重要なことなので、肥満以外にも成長に悪影響を及ぼすのです。

両親の仕事や生活の都合はあるかもしれないですが、子どもには早寝早起きの生活習慣をつけましょう。

③レトルト、インスタント食品を控える

引用:http://wol.nikkeibp.co.jp/article/column/20140128/172102/

忙しい主婦には本当にありがたいレトルトやインスタント食品ですが、頼りすぎると、カロリーや添加物の過剰摂取を招きます。

出来合いのものをうまく活用していくことはもちろん必要ですし、使えるものはうまく使えば良いのですが、レトルトやインスタント食品がメインになるような食事は、成長期の子どもには健康に悪影響を及ぼします。

五大栄養素を意識して、食事の栄養バランスを考えましょう。

高カロリー高脂質、野菜不足は肥満の元です。

この食生活を見直すだけでも子どもの肥満はすぐに改善されます。

④お菓子をやめる

引用:http://www.irasutoya.com/2013/05/blog-post_430.html

三食はきっちり食べることが大切ですが、間食の甘いお菓子やスナック菓子は余計なカロリー摂取です。

お菓子をやめると子どもの場合ダイエット効果はかなりすぐに現れます。

成長期に食事を抜くことは健康に悪影響を及ぼしますが、過剰に摂取しているカロリーは抑えなければいけません。

おやつをもし摂るならばら寒天ゼリーやヨーグルトなどカロリーが低く、また健康にいいものを選びましょう。

それだけで消費カロリーが元々多く、燃焼率のいい子どもは摂取カロリーを少し抑えるだけでも簡単に痩せることができます。

⑤遊びをうまく運動に

引用:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10132104741&GroupCD=0

これも、現代ならではの要素ではありますが、テレビゲームやスマートフォンなどで小さい頃から遊ぶ癖のある子どもは、外で走り回って遊ぶ子どもとは、消費エネルギーがかなり違ってきます。

家で静かに遊ぶにしても、読書や絵を描くなど頭を使うものとは違い、ゲームやスマートフォンでの遊びは脳や心の発達も妨げてしまいます。

大人がダイエットをしようと思うと、普段しない運動を頑張って行う必要がありますが、子どもは遊びが十分な運動になります。

体を使って遊ぶこと、いろいろな刺激を体全身で受けること、そういった遊びだけで特別にトレーニングしなくても十分な活動エネルギーになるのです。
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まとめ

引用:http://benesse.jp/kosodate/201507/20150720-3.html

子どもがダイエットなんて一昔前では考えられないようなことでした。

しかし、現代人の食生活や生活習慣の変化は子供の成長に様々な影響をもたらしており、その結果の一つとして子供の肥満が問題視されているのです。

共働きが当たり前の世の中となった今では、子どもの食生活は昔よりも高カロリーで添加物の多いものが自然と増えてきました。

また生活のリズムも乱れがちで、テレビゲームやスマートフォン世代は体を使って遊ぶことも減り、子どもであってもダイエットが必要な場合もあるのです。

ただ、大人のように運動不足が原因であったり、徐々に代謝が落ちて脂肪が蓄積されたということではないので、ハードなトレーニングであったり、極端な食事制限ではなく、日々の生活を見直し栄養バランスのとれた食事と質の良い睡眠、そして思いっきり遊ぶ、それだけで子どもにとっては十分なダイエット効果がみられるはずです。

決して、無理をしたり、食事を抜くといった方法のダイエットをしてはいけません。

身体が成長の真っただ中である子どもには、十分な栄養が必要です。

しっかり三食食べ、規則正しい生活を送ることが大切なのです。

引用:http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/kenko/page-c_01976.html